絵本とmomoの暮らし

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

難病女子、絵本を読む。 〜絵本とmomoの暮らし〜

闘病中の23歳が、毎日の1コマと ”本当におすすめできる絵本”を紹介しています。お疲れのあなたに、ひと時の“癒し”をお届けできれば幸いです✨ さてさて、今日はどんな絵本に出会えるのでしょうか?

あなたに“贈られたもの”は 何ですか? / 「わすれられない おくりもの」 作・絵/スーザン・バーレイ

家族・お友達 大人に読んでほしい

 

こんにちは☀️

 

昨日の夜はWBCの2次リーグ、日本vsオランダの試合が本当にすごかったですね〜。

我が家には、高校で野球をしている弟がいることもあって、晩ご飯を食べながら大盛り上がりで観戦していました☺️

特に中田選手の活躍ぶりは、もはや“神”レベルだったように思います✨(笑)。

 

最後まで目の離せない白熱した試合で、(いや、実際にはお風呂に入ったりしたので目を離していますが…(笑))私は野球に詳しくありませんが、久しぶりに“感動”を味わうことができました(*^^*)🌸

 

この勢いで、この先も優勝目指して頑張ってほしいですね★

  

本日の1冊

 

さてさて、今日の絵本はこちらです。

 

 f:id:momo057:20170312125631j:image

「わすれられない おくりもの」

作・絵/スーザン・バーレイ  訳/小川仁央

評論社 (1986年)

 

スーザン・バーレイさんが子どものために書いた初めての作品だそうです。

ペン画に淡い水彩で着色されたイラストがとっても素敵ですね☺️

 

絵本のあらすじ

 

アナグマ は賢くて、いつもみんなに頼りにされています。

 

f:id:momo057:20170313120216j:image

 

しかし、大変歳をとっていて、

自分の歳だと 死ぬのがそう遠くはないことも、知っていました

 

アナグマは、死ぬことを 恐れてはいません。

ただ、残していく友達のことが気がかりでした。

 

 

夜、手紙を書き終え、暖炉のそばで 揺りいすに座っているうちに、アナグマは ぐっすり寝入ってしまいました。

 

そして、不思議な夢を見たのです。

 

f:id:momo057:20170313115242j:image

 

 

驚いたことに アナグマは 杖もつかずに走っていました。

目の前には、どこまでも続く長いトンネル

アナグマは、すっかり自由になったと感じました。

 

f:id:momo057:20170313115408j:image

 

 

次の日の朝、キツネが 悲しい知らせを伝えました。

アナグマが 死んでしまったのです。

 

森のみんなは、アナグマをとても愛していましたから、悲しまないものはいませんでした。

 

その夜、が降りました。

雪は地上を、すっかり覆いました。しかし、心の中の悲しみを、覆い隠してはくれません。

みんなは どうしていいか、途方にくれていたのです。

 

f:id:momo057:20170313120234j:image

 

 

春が来て、外に出られるようになると、みんなはアナグマの思い出を語り合いました

 

f:id:momo057:20170313115430j:image

f:id:momo057:20170313115440j:image

 

みんな誰にも、アナグマとの思い出がありました。

アナグマは、1人ひとりに 別れた後も 宝物となるような 知恵や工夫を残してくれたのです。

みんなはそれで、互いに助け合うことができました。

 

 

最後の雪が消えたころ、

アナグマが残してくれたものの豊かさで、みんなの悲しみも 消えていました

 

モグラは、アナグマが残してくれた 贈り物のお礼が言いたくなりました。

 

「ありがとう、アナグマさん。」 

 

 

感想と考察

 

とても心温まるお話ですね。

 

物知りで、優しい アナグマ

自分がいなくなってしまった後も、知恵や工夫の詰まった“思い出” によって、森の仲間を支え続けるなんて、本当に素敵ですね。

アナグマのように、誰かに何かを残せるような、そんな存在になりたいなあ…と心から思いました☺️✨

 

 

そして、このお話は、“死別” をテーマにしたお話でもあります。

みなさんも、大切な人を失った悲しみを 味わったことがあるかもしれません。

 

私自身も、昨年秋、祖父を失いました。

 

 

確かに、もう以前のように、会って話をすることはできません。

 

 

しかし、アナグマは こう言っています。

「死んで 身体がなくなってしまっても、心は残る。」

 

 

“トンネルのむこう”という、少し離れた場所に行ってしまったかもしれないけれど、

私達の心の中には、別れた人たちと過ごした“かけがえのない時間”が、いつまでも生き続けているのだと思います🌸

 

こうして今、私たちが 元気に生きていられるのも、別れた人たちが トンネルのむこうで温かく見守っていてくれているからかもしれませんね😌✨

 

 

 「死んでしまったら どうなるの?」と不安がる子どもさんに読んであげる絵本として。

そして、死別を体験した“大人”にこそ 読んでほしい

 

そんな、“心にしみる感動”を残してくれる絵本です🌟

 

 

f:id:momo057:20170313113340j:image

 

離れていても、悲しまないで

 

たとえ、目には見えなくても

あなたのそばに ずっといるのだから。

 

momo's review 

 

「わすれられない おくりもの」
作・絵/スーザン・バーレイ 訳/小川仁央

 f:id:momo057:20170313115659j:image

 

おすすめ度…★★★★★

 

〈キーワード〉

「死」「絆」 「心温まる」 「大人に読んでほしい1冊」

 

 

:::::::::::::::::::

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊

記事が良かったら、はてなスターやブックマークを押していただけると嬉しいです( ^ω^ )