絵本とmomoの暮らし

難病女子、絵本を読む! 〜絵本とmomoの暮らし〜

療養生活をしながら、 ”本当におすすめできる絵本”を紹介しています。読んでくださる方に、ひと時の“癒し”をお届けできれば幸いです✨ さてさて、今日はどんな絵本に出会えるのでしょうか?

ハラハラドキドキ!笑って切り抜けよ! / 「じごくのそうべえ」 作・絵/田島征彦

 

こんにちは☀

今日は、3連休の中日ですね★

いかがお過ごしでしょうか?

 

明日は「春分の日」ですが、この“春分”というのは「昼の長さと夜の長さがほぼ同じになる」のだそうです。(日本の場合、実際には昼の方が14分ほど長いそうですが…。)

 

確かに最近は、春の訪れとともに、日が長くなってきているのを感じますね〜( ^ω^ )

個人的には…夜が長いよりも昼が長いほうが、なんだか嬉しいですね☺️🌸

 

本日の1冊

 

さてさて、今日の絵本はこちらです。

 

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「じごくのそうべえ」

作・絵/田島征彦

童心社 (1978年)

 

上方落語の「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」を題材にした落語絵本です👌

今までご紹介してきた絵本とは少しテイストが違いますが、とっても楽しい絵本ですよ☺

 

絵本のあらすじ

 

「とざい とうざい。

軽業師(かるわざし)の そうべえ。一世一代の軽業でござあい。

見事に 渡りおおせますれば ご喝采を。

そうれ。」 

 

ところが…

 

そうべえは、三途の川を渡り、閻魔(えんま)大王のもとへと送られてしまいます

 

 

「軽業師の そうべえ。

おまえは、えええ…と…、 そうじゃ。

ハラハラするような 綱渡りをして見る人の命をを 縮めたによって 地獄行きじゃ!

 

そして、糞尿地獄に放り込まれたり、じんどんき(鬼)に飲み込まれたりと、たくさんのピンチに遭遇しますが…ものの見事に切り抜けていきます

 

針の山”では、そうべえが大活躍。

 

「軽業師の そうべえ。

これより 針の山へと登ってまいる。

 

ちゃんりん ちゃんりん。

それ、ちゃんりん ちゃんりん。」

 

(…結末が気になる方は、ぜひ実際に絵本を読んでみてくださいね😉)

 

感想と考察

 

落語がベースになっているだけあって、リズミカルでテンポがいいですね〜。私自身もあっという間に読み切ってしまいました☺️

 

関西弁の軽快さと、勢いのある挿絵が、読み手を絵本の物語の世界に引き込んでくれます😊

 

そうべえ達の大胆な行動に、とてもハラハラさせられるけれど、なぜかワクワクしてしまう、そんなユーモアたっぷりのストーリー展開です💕

 

彼らのように、どんな困難な状況におかれていても、持てる力を十分に発揮して“楽しむ”ことができれば、(“あの世”でもそうなんですから)もはや“この世”には、怖いものなんて 存在しないのかもしれません😉

 

 

また、このお話は「地獄」がテーマ。

地獄というと暗くて怖いイメージがありますが、それを見事に裏切ってくれる絵本です(*^^*)

 

今時の子ども達には、なかなか教えてあげる機会の少ない、「閻魔(えんま)大王」「三途の川」「針の山」「青鬼赤鬼」

そんな、昔話によく登場する“地獄”のキーワードが散りばめられているのも魅力的ですね✨

  

子どもが読んでも、大人が読んでも、たっぷり笑って楽しめる、そんな素敵な絵本だと思います😉

 

この作品ならば、関西弁がわからない方でも、あるいは普段はコミカルなことを言うのが苦手な方でも…

リズミカルに読み進めさえすれば、最高に楽しい読み聞かせができてしまうこと間違いなしです★

 

  

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嫌なこと、怖いこと…そんな困難な出来事も

工夫次第で 愉快な楽しい出来事

変えていくことができる

 

発想の転換” は、ピンチのときに

私達を救ってくれる、魔法の道具

 

momo's review 

 

「じごくのそうべえ」 作・絵/田島征彦

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おすすめ度…★★★★★

 

〈キーワード〉

「ユーモア」「方言」「楽しい」 「読み聞かせに最適」

 

 

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)
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