絵本とmomoの暮らし

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難病女子、絵本を読む! 〜絵本とmomoの暮らし〜

療養生活をしながら、 ”本当におすすめできる絵本”を紹介しています。読んでくださる方に、ひと時の“癒し”をお届けできれば幸いです✨ さてさて、今日はどんな絵本に出会えるのでしょうか?

え、鉛筆1本で⁈文字も色もない絵本の心に染み渡るストーリー。 /「アンジュールーある犬の物語」 作:ガブリエル・バンサン

 

こんにちは。momoです😊

 

先日のブログで、「まだ桜を見られていない」と書いたのですが…昨日、重たい身体に鞭打って遂に外出し(笑)、満開の桜を見ることができました(*^^*)🌸

 

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桜はやっぱりいいですね〜。見ているだけで心がウキウキしてきます☺

 

今年は開花が遅かったですが、おかげで入学式が行われる頃にも桜が綺麗に咲いていて…これはこれで素敵だなあ、と感じました( ^ω^ )

 

 

本日の1冊

 

さてさて、今日の絵本はこちらです。

 

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「アンジュールーある犬の物語」

作:ガブリエル・バンサン

ブックローン出版 (1986年)

 

文字のない絵本、第2弾です。

さらにこの絵本、鉛筆1本だけで描かれているので、色もありません

しかし…とっても迫力があって、心に染み渡る作品ですよ🌈

 

絵本のあらすじ

 

字のない絵本なので、あらすじは私の想像です

解釈は人それぞれだと思うので、ぜひ実際に読んでみてくださいね😌)

 

 

 

車から捨てられてしまいます


走り去る車、それを懸命に追う犬ー。

 

犬は車を追い続けます。
しかし、車は見えなくなってしまいました

 

 

犬は地面のにおいをかぎ始め、方向を見定めると歩き始めますが、
犬が道路へ飛び出したせいで車同士が衝突し、大事故に。

 

犬はそれを振り返り 悲しげな表情を浮かべながらも、ひたすらに歩き続けます。

 


をさまよい、やがて海岸にたどり着きます。

 

しかし、悲しく吠えても、誰も気づいてはくれない孤独ー

 


そして、お腹をすかせて にたどり着きますが、追い払われてしまうのです。

 


諦めて道を歩いていたその時…
ひとりぼっちの少年と出会ったのです

 

一瞬の戸惑いの後、


犬は 少年に飛びついたのでした。

 

 

感想と考察

 

いかがだったでしょうかー

 

鉛筆1本で描かれた作品ですが、とても深みがあり、思わず見入ってしまいます。

 

黒と白で描かれたこのデッサンが、物語の寂しげな空気感を見事に演出していて…1度読み始めると、つい黙り込んでしまうんですよね。

 

いつの間にか夢中になり、黙々とページをめくっていくー。

それだけ、この“沈黙”の絵本の世界に、引き込まれているんだと思います✨

 

 

さて、この物語のラスト、少年が登場する場面ですが…皆さんはどう感じられましたか?

 

この少年、荷物を持って たった1人で道の真ん中に立っているんですよね。

 

少年も、ひとりぼっちなのかなあ…なんて考えると、すごく悲しい気持ちになります

 

 

しかし、捨てられた犬が、居場所を求めて色々な場所をさまよい歩き…やっと出会えた

それが、あの少年がだったー。

 

そのように捉えると、それまでの絶望的な気持ちが少し和らぎ、ほっと心が温かくなりますね☺️

 

 

私はこの絵本を読みながら、「捨てられた犬は こんな風になってしまうんだなあ…」と、胸が締め付けられるような思いがすると同時に、

 

私たち人間にも、思うように上手くいかず、こんな風に答えを探してさまよい歩く時ってあるよなあ…なんて、この犬の姿に 妙に共感してしまいました。

 

頑張っても、報われないー。

そんな切なさが、ひしひしと伝わってきます。

 

 

しかし…この物語の最後には、ようやく少年に出会えるわけです。

 

お互い寂しいかもしれないけれど、だからこそ、分かり合えるー

 

そう考えると、この物語はやはりハッピーエンド、ということになりそうですね🌸

 

 

子どもの頃この作品を読んだときは、ただただ怖くて…何が言いたいのかが、いまいち理解できませんでした😞

 

しかし、大人になった(であろう)今 読んでみて…この絵本の本当の魅力に気付かされた気がします😌🌟

 

言葉で上手く表現できませんが…

文字も色もない この絵本が、心に残してくれる深い深い余韻を、ぜひ実際に読んで味わってみてほしいなと思い、今回紹介させて頂きました✨

 

気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね☺️

 

 

ちなみに、タイトルの「アンジュール」ですが…

これは犬の名前ではなく、フランス語で、「UN JOUR」、日本語で「ある日」という意味なのだそうです。


犬にとっての “ある1日”

少年にとっての “ある1日”

 

どちらとも取れるタイトルになっているのが、素敵ですね😊

 

 

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痛み を経験しているからこそ

本当の温かさを 感じることができる

 

痛み を経験しているからこそ

誰かの痛みを 感じて 手を差し伸べることができる

 

 

momo's review 

 

「アンジュールーある犬の物語」

作:ガブリエル・バンサン

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おすすめ度…★★★★★

(特に、大人におすすめしたい絵本です。)

 

〈キーワード〉

「静寂」「孤独」「一筋の光」「文字のない絵本」「大人に読んでほしい1冊」

 

 

 

 

 

ではでは…また次回の記事でお会いしましょう(*^^*)

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました☺️
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