絵本とmomoの暮らし

難病女子、絵本を読む! 〜絵本とmomoの暮らし〜

療養生活をしながら、 ”本当におすすめできる絵本”を紹介しています。読んでくださる方に、ひと時の“癒し”をお届けできれば幸いです✨ さてさて、今日はどんな絵本に出会えるのでしょうか?

「おじいさん、その本そんなに面白い?」少女の目線から描かれる、心温まるストーリー。/ 「水曜日の本屋さん」 文:シルヴィ・ネーマン 絵:オリヴィエ・タレック 訳:平岡 敦

 

こんにちは。momoです😊

 

またまた体調をぶっ壊していて…更新が滞っていました(;_;)

 

私の病気は、休めば治るというものではないので、付き合っていくのがとても難しいです。

 

昨日病院に行くために外出したのですが…めまいと吐き気がひどすぎて、 倒れずに立っているのがやっとでした😓

 

とても普通の人のように仕事をしたり学校に通ったりできるレベルではないんだから調子にのるな!と神様に現実を突きつけられた気分ですが…

 

結局は、今できることを精一杯やっていくしかない!

ということで、私のペースで療養を続けたいと思います😭

 

ブログの更新も、めまいが軽いときに少しずつ…というのんびりペースですが、ゆるーく見守って頂けると嬉しいです✨

 

(…って前も同じようなこと書きましたね😳

くどくてすいません(笑)。)

 

本日の1冊

 

さてさて、今日の絵本はこちらです。

 

f:id:momo057:20170421120041j:image

「水曜日の本屋さん」
文:シルヴィ・ネーマン
絵:オリヴィエ・タレック 訳:平岡 敦

光村教育図書  (2009年)

 

読むまで気がつかなかったのですが、この物語の季節は“”なんです❄️

 

今の時期だとちょっと季節外れになってしまうのですが…

今から冬まで待てない!(笑)

ということで、ぜひ紹介させてください🙏💡

 

絵本のあらすじ

 

水曜日学校がお休み

 

だから、私はいつも本屋さんへ行く

 

 

するとあのおじいさんも、きまって店に来た。

 

 

おじいさんは 分厚い本を、少しずつじっくり読んでいた

 

それは、戦争の本だった。

 

 

 

どうしておじいさんは、そんな本を読むんだろう

 

絵本なら とっても楽しくて、

読みながらくすくす笑うこともあるのに。

 

 

おじいさんは、時々ポケットからハンカチを取り出し、ゆっくり涙を拭いていた

 

 

おじいさんは店を出るとき、

いつも 本屋のお姉さんに

「この本が、売れてしまわなければいいけれど」

と言った。

 

 

そんなに好きな本なら、どうして買わないのかしら?

 

 

 

クリスマスまであと3日に迫ったある日ー。

 

おじいさんは店に入ると、

棚を見まわしたけれど…

 

お目当の本が 見つからない。

 

 

仕方ないさ。

どのみち、まだ半分も読んでいなかったからね。

終わりまで読む時間など、とても…」

と、おじいさんは言った。

 

 

そこへ、本屋のお姉さんがやってきて

 

マルヌの戦いについての本をお探しですか?」

と尋ねた。

 

「そうなんです。」

 

「あの本は、今朝売れました。

クリスマスプレゼントに。」

 

「ああ、もうすぐクリスマスですからね。」

 

おじいさんは、大きな袋を背負わされたように背中を丸めた

 

 

おじいさんは、コートを着ると

 

「さようなら。よいクリスマスを。」

と言った。

 

 

お姉さんは、赤いリボンのかかった包みを差し出した。

 

「私からの クリスマスプレゼントです。」

 

 

おじいさんはにっこりした。

 

 

なんだか、世界中がほほえんだような気がした

 

感想と考察

 

いかがだったでしょうか😌?

しっとりとした余韻の残るお話です。

 

 

この絵本では、女の子の目線から物語が展開されていく訳ですが…

1つひとつの文章の表現の仕方が、本当に素敵なんですよね🌸

 

たとえば、

『おじいさんは、大きな袋を背負わされたように 背中を丸めた。』

というような表現。

 

比喩が分かりやすくて、とっても深みがあるんですよね〜✨


「悲しい」とか「嬉しい」といったような、

感情を直接表現する言葉はないですが、

(むしろ直接的な表現以上に)人物の心の動きが、本当によく伝わってきます☺️

 

 

さてさて…おじいさんは、なぜ本を買わなかったのでしょうか?

 

 

確かに、“老い先短い身”であるという 年齢のせいもあるかもしれません。

 

 

しかしそれ以上に、『マルヌの戦い』(第1次世界大戦初期の1914年9月に、北フランスに進入したドイツ軍を マルヌ川付近でフランス軍が撃退した戦い)に、何らかの思い入れがあったからではないでしょうか。

 

 

自分がこの戦争に参加したのかもしれませんし、家族が関わっていたのかもしれません。

 

 

忘れたいけれど、忘れられない出来事ー。

忘れたいけれど、忘れてはいけない出来事ー。

 

 

おじいさんにとって、“マルヌの戦い”の本は、そんな複雑で特別な意味を持っていたのかもしれません。

 

だからこそ、購入して、自分1人で自宅で読むのには抵抗があったー

 

 

私は、この物語からそのようなことを想像しました🌟

 

他にも、様々な解釈ができそうなお話ですよね( ^ω^ )✨

 

 

そして、最後に本屋のお姉さんがプレゼントとして おじいさんの読んでいた本を渡すシーン

 

なんだか、深い闇に包まれていたおじいさんの心に、お姉さんの優しさという明かりが ぽっと灯った気がして…

 

読んでいた私の心もじんわりと温かくなりました😊✨

 

 

画面いっぱいに描かれた挿絵にも、深みがあって…とっても重厚感あふれる絵本です💫

 

子どもさんはもちろんですが、

ゆっくりと時間があるときに、大人の方にぜひ読んでほしい1冊です😊

 

 

ちなみに、この絵本の作者はスイス在住の方ですが…

スイスでは、本屋さんで“立ち読み”ではなく“座り読み”ができるみたいですね👌✨

 

こんな本屋さんがあったら、私も毎週通いたいなあ〜なんて思っちゃいました☺️💓

 

 

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忘れたくても、忘れられない出来事ー。

 

それは 一見苦く辛い経験かもしれないけれど

あなたの人生にとって、

きっと 大切な意味を持つ経験

 

 

無理に、忘れなくてもいい

整理して 大切に 心の中にしまっておこう。

 

 

momo's review 

 

 「水曜日の本屋さん」
文:シルヴィ・ネーマン
絵:オリヴィエ・タレック 訳:平岡 敦

 f:id:momo057:20170421214800j:image

 

おすすめ度…★★★★★

 

〈キーワード〉 

「おじいさんと少女」「本屋」「心温まる」「クリスマス」「大人に読んでほしい1冊」

 

 

 

楽しんで頂けましたか…☺️?

 

ではでは、次回の記事でまたお会いしましょう(*^^*)💓

 

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました☺️
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